ノルディックウォークポールの持ち方、握り方

ノルディックウォークのコツ

ノルディックウォークでは、通常のウォーキングとは大きく異なる点として、ポールを上手く使いこなすことが重要になるというポイントがあります。

正しいポールの持ち方や握り方によってノルディックウォークの効果を高める一方では、間違ったポールの持ち方によって効果が弱まるのみならず、体調不良を招いてしまう可能性もあります。

ノルディックウォークの初心者や、ポールの持ち方や握り方について気になっている方のために、ポールの正しい持ち方や、間違った握り方による弊害について解説します。

ノルディックウォークポールの間違った持ち方

ノルディックウォークでは、適切にポールを使用することによって腕を大きく動かすことで脊髄や腰の回転を増やすこと目指しています。

間違った持ち方
・緩く握りすぎると、ポールがグラグラとして歩行が不安定になります
・強く握りすぎると、手が痛くなり、疲労が蓄積します

実際にノルディックウォークを行う際には、臨機応変に握る力の強弱を調整する必要がありますので、常に固定するわけではありませんが、緩すぎたり強すぎたりすることで数多くの弊害が発生します。

特に初心者の方の場合には、ポールを持つことに集中するあまり、強くグリップを握りしめてしまって、手の平や指の付け根などに強い痛みを感じることが多いので注意してください。

ウォーキング中のポールの握り方の調整

ノルディックウォークで実際に歩行する際には、以下のイメージでポールを握るようにします。

・ポールが着地する時には、グリップをしっかりと握ります
・ポールをついて前に進むときには、グリップを少し緩めます

ノルディックポールを地面につけて身体を前へと押し出すイメージですが、あくまでウォーキングとして行うものですので、手や腕による推進力は補助程度に考えるようにしましょう。

手や腕を使って前に進もうとすると、前傾姿勢によって腰が曲がってしまいがちですので、ポールの持ち方や握り方を意識することは大切ですが、正しい姿勢をキープすることも合わせて大切にしてください。

ノルディックポールの長さにも注意

ノルディックウォーキングの初心者の方のなかには、ポールの持ち方や握り方が上手くいかない原因のひとつとして、ポールの長さがの調整が間違っている可能性があります。

ポールの最適な長さを知る方法については、別記事「ノルディックウォークのポールの最適な長さとは?」にて詳しく解説していますので参考にしてください。